ZinTween Tutorial 1
このページではプラグインコマンドの使用方法を説明しながらZinTweenの活かし方を紹介していきます。
ピクチャにトゥイーン設定
ver1.2.0からプラグインコマンド「ピクチャにトゥイーン設定」が追加されました。これは文字通りピクチャにトゥイーンを設定して思い通りに動かすことができます。さっそくイベントを開いて準備をしましょう。

このようにピクチャの表示、ウェイトを実行した後にプラグインコマンドを呼び出します。ウェイトは無くてもよいですが、うまく動かない機能があるので付けることをオススメします。
さて、「ピクチャにトゥイーン設定」を開くと以下のような設定があります。

ピクチャIDは表示させたピクチャと同じ番号を設定しましょう。その下のトゥイーンが本体ですが、一度に複数のトゥイーンが設定できるリストタイプになっています。

さて、さらにリストを1つ選択すると、以下のパラメータ設定画面に行きます。これらについて1つずつ説明していきます。

トゥイーン:トゥイーンの種類を指定します。MoveToは指定の座標へ移動、ScaleToなら指定の倍率に拡縮・・・等が行えます。詳細はZinTweenDocumentationをどうぞ。
設定値:座標や透明度等をここで設定します。1つ上のトゥイーンの設定項目に(1)とか(2)とか書かれていますが、例えばMoveTo(2)だと「100,100」といった感じでカンマ(,)を挟んで2つ設定しなさい、という意味になります。この場合は「x = 100, y = 100となる座標へ向かって動く」ことになります。なお、100%,50%Cのように%や特殊キーワードを設定できます。こちらも、何を意味しているかはZinTweenDocumentationにまとめてあります。
直列実行:さきほど説明したように、トゥイーンは複数設定できます。通常は上のトゥイーンと同時実行しますが、直列実行をtrueにすると上のトゥイーンが全て終了しないと開始しなくなります。
イージング:動き方を指定します。トゥイーンを使用する最も大きな理由になります。以下のような様々なイージングが用意されていますので、お好みで選んでください。
イージング時間:このトゥイーンの実行にかかる時間です。例えばMoveTo系で1を指定すると、1秒かけて目標座標に移動します。
ディレイ:このトゥイーンの開始を指定秒遅らせることができます。
繰り返しモード・繰り返し回数:これは特殊で、例えば「Loop」を指定するとこのトゥイーンを繰り返し回数で指定した回数実行します。繰り返し回数に-1を指定すると無限に繰り返します。次のトゥイーンを設定している場合いつまで経っても次に移らないので注意しましょう。

いかがでしょうか。トゥイーンを組み合わせることでおおよそ考えられる動きはほぼ実現できると思います。